お弁当の定番といえば、ゆで卵。
その他にもラーメンに添えたり、夏は冷やし中華に添えたりと、いろんな料理の名脇役として使えてとても便利♪
私も、めんつゆに浸したりして作り置きをしています^^
簡単なイメージがあるゆで卵ですが、実は結構繊細なお料理。茹で加減が難しいと思ったこと、皆さん一度はあるのではないでしょうか?
ここでは特に、ゆで卵の白身がどろっとなってしまう失敗の理由や、再加熱できるのかについて説明していきます!
リメイク方法もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください^^
好きなところから読む
ゆで卵が失敗!白身がどろどろになるのはなぜ?
ママ
ということはありませんか?
少し難しい話となりますが、卵のタンパク質は、加熱による熱変性で凝固する性質があります。
卵の凝固温度(固まり始める温度)は、黄身と白身でやや違います。
黄身:65℃前後で固まり始め、75℃以上で完全凝固
白身:60℃前後で固まり始め、80℃以上で完全凝固
この温度差をうまく利用したのが半熟卵であったり、温泉卵です。
白身がどろどろの状態というのはつまり、この温度が80℃以下で取り出してしまった場合だと考えられます。
パパ
ゆで卵を作るときは、このように大概の方がタイマーを利用するでしょう。
それでもうまく固まらなかったのには、いくつか理由が考えられます。
①冷蔵庫から出したての卵を使った
→あまりに冷たい状態からだと、卵自体の温度が上がるまでに時間がかかりますよね。
②例えば茹で時間10分としたとき、湯が沸騰する前(水の状態)の時点でタイマーをスタートしていた
→ゆで時間は守ったけど、温度が上がりきっていなかったパターンです。
- ゆで卵を作るときは10分ほど室温に戻した卵を水から入れ、沸騰してからタイマーをスタート。以下、茹で加減の一目安です^^
- 6分〜6分半:黄身とろとろ半熟
- 8分:黄身がややしっとり
- 12分:完全な固茹で
ゆで卵が失敗!半熟すぎたときは再加熱できる?
殻を剥いたときに、「あ、白身は固まってるけど中どろどろっぽいな…お弁当入れられないな…」っていう失敗、ありますよね^^;
でもご安心ください!この失敗なら、まだ茹で直しができます!!
上の項でも書きましたが、卵には凝固温度があります。
一度ゆでた卵であっても、冷やしたりして卵の温度が下がっているのであれば、再加熱する時にも同じく凝固温度まで上げてあげなければ固まらない。
→つまり、普通にゆで卵を作るのと同じくらいの時間が必要です。
湯の中に直接、殻を剥いた卵を入れてOK^^
茹でなおして好みの硬さまで茹でましょう。
ゆで卵が失敗!リメイク方法ってある?
ゆで卵を失敗してしまったときは、リメイクしましょう^^
*味付けたまご
上の項で茹で直しできますとご説明しましたが、めんつゆの中で茹でると味付け卵にリメイクできます。
卵の性質の一つで、醤油漬けにすると固まるという性質があります。醤油漬けだと味が濃いので、私は麺つゆがオススメ♪
*炒り卵
白身があまりにも緩く殻が向けないほどであれば、炒り卵にリメイクはいかがですか?
サラダ油を引いたフライパンで炒り、みりん・醤油少々で薄く味付けを。
ゆで卵が失敗で白身がどろどろ!再加熱できるの?リメイク法はある?のまとめ
いつも作っているのに、ゆで卵を失敗した!というときって、少しショックでもありますよね^^;
簡単に茹で直しやリメイクができますので、安心して対処してくださいね。
- 黄身の凝固温度:65〜75℃
- 白身の凝固温度:60〜80℃
- 半熟卵は茹で直し可能
- 味玉や炒り卵にアレンジ
また、ゆで卵に関するいろんな豆知識はこちらにまとめているのであわせて参考にしてください。
コメントを残す