お家時間が増えて、おやつを手作りする機会が増えました!
おやつ作りは初心者だから、まずは簡単に作れるスィーツにしよう!と思いクッキーを焼いたのですが、何か違う⁉フニャフニャして柔らかい!失敗した?
こんな経験はありませんか?
我が家では二回ほど失敗しました…
クッキーは簡単なようで意外と失敗するという話も聞きます。
そこで今回は、柔らかくなってしまった手作りクッキーの原因や対処方法と、さらに美味しいリメイクまでご紹介します。
逆に、クッキーが固すぎて失敗した!というときは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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クッキーを手作り!焼いたのに柔らかい原因は何?
焼いたクッキーをつまんだら壊れて、これは柔らかすぎるから焼きが足りないのかな?と思い、復活させるためにいろいろ調べたところ、焼いたクッキーが柔らかい原因は一つではなかったのです!
作る工程の中で柔らかくなる原因もあるのでご紹介しますね。
焼いたクッキーが柔らかい原因
生焼け
この失敗が一番多いのではないかと思います。
我が家でも経験しました!対処法は後程まとめてお伝えしますが、まずは生焼けなのか見分けるポイントです。
- クッキーの色が白っぽく薄い
- クッキーが冷めてから食べると粉っぽいのと食感がねっとり絡みつく感じがする
- 香ばしい匂いがしないのと卵の生臭さがある
このようなクッキーは生焼けで柔らかくなっています。
その他に柔らかくなったのは次のような原因が考えられます!
生地の混ぜ方で失敗した
混ぜ方で焼いたクッキーの柔らかさが変わるなんて!と思いますが、実はクッキーは作るときの混ぜ方でずいぶんと違いが出ます。
水分やバターの量が多かった
サクサククッキーを作るつもりだったのにふにゃっとして柔らかい!
生焼けのような粉っぽさや生臭さがない場合は、バターや牛乳などの水分量がレシピよりも多くなってしまったかもしれません。
でもこのタイプはお好みで『ソフトクッキー』として食べれます。我が家の子どもにも好評でした!
焼きたてのクッキー
シンプルに焼き立てのクッキーは水分を含んでいて柔らかいものです。
他に問題がない場合は、焼き立てを上手に冷ませばサクサクのクッキーができますよ♪
クッキーが柔らかいときの対処法は?焼き直せばいいの?
焼き加減の問題でクッキーが柔らかい場合は、上手に焼き直しをすればサクサクにできます!
その前に、焼き立てのクッキーの冷まし方のコツをお伝えします。
クッキーの冷まし方
- 焼き上がりのオーブンの扉を1~2分間ほど開けたままにしてから取り出す
- オーブンから取り出したらキッチンペーパーをお皿に置いて、その上にクッキーをのせて冷ます
- ケーキクーラーの上でクッキーを冷ます
オーブンの扉を開けてクッキーを冷ます方法ですが、長い時間オーブンに放置するのは避けましょう!放置する時間が長いとオーブン内の湿度が上がりクッキーの水分が抜けません。
焼き立てクッキーを冷ます方法でおススメなのは、ケーキクーラーにのせて冷ます方法です。
クッキー全体の水分が程よく抜けるのと、ケーキクーラーがひとつあると他のスィーツ作りにも重宝するのでおススメです。
クッキーの焼き直し③
写真のクッキーは170℃のオーブンで13分間焼いて冷ましたクッキーです。
少し食べたら柔らかくて粉っぽい感じがしたので焼き直ししましたが、あまり焼き色を付けたくなかったのでゆっくり焼きました。
焼き色を薄めに仕上げる
- 150℃のオーブンでまず7分焼く
- 7分後に焼き具合を見て2~3分追加して加熱する
短時間で焼き直しをする
焼き色が多少濃いめでも早く仕上げたい場合におススメです。
- 170℃のオーブンで焼いた場合は、10℃下げた160℃で3分焼く
- 3分後に焼きが足りない場合は、2分様子を見ながら追加加熱する
高温で焼くので焦げないように気を付けながら少しずつ追加加熱しましょう!
トースターで焼き直し
細かい温度調節をせずに手軽に焼き直したい時にはトースターでもOKです。
- トースターの受け皿にクッキーを載せる
- クッキーの上にアルミホイルをかぶせてから2分ほど加熱する
- 焼きが足りない場合は様子を見て少しずつ加熱する
トースターの中は温度が高くなりやすいので、こまめにクッキーを確認しながら焼きます。
クッキーが柔らかくならないようにするコツは?
ここまではクッキーが柔らかくなった時の対処法をお伝えしましたが、次は焼く前からサクサクしたクッキーにするためのとっておきの方法をご紹介しますね。
バターの使い方
レシピを見ると「バターは室温に戻して柔らかくして使う」と書いてあります。
作るときに室温に戻すことを忘れてレンジ加熱をし、溶かしバターを使った我が家のクッキー!ここが柔らかいクッキーになった原因でした!
レシピは混ぜやすくするために室温に戻すとなっていますが、実はサクサクのクッキーにしたい場合は、冷たいバターを使う方がいいのです。
ちょっと混ぜにくいことを我慢して冷たいバターを使います。
小麦粉・混ぜ方のポイント
小麦粉にはグルテンが含まれていますが、このグルテンがクッキーの固さを決めるポイントの一つです!
その小麦粉のグルテンが多いと焼いたクッキーが固くなり、少ないと柔らかくなります。
同じ分量の小麦粉でもクッキー生地を作る段階で、たくさん混ぜるとクッキーは固くなって、反対に混ぜ方が少ないと柔らかいクッキーになります。
とは言っても、混ぜすぎるとクッキーが固くなりすぎるので要注意です!
バター、砂糖、卵黄を混ぜ合わせて小麦粉を入れたら、生地の全体をさっくりまんべんなく混ぜることがサクサククッキーの作り方です
失敗した柔らかいクッキーはリメイクできる?
柔らかくなってしまったクッキーをリメイクして、全く違うスィーツにするのもおススメです♪
簡単に作れるリメイク法をご紹介しますね。
クッキーを使ったチーズケーキ
材料(直径15㎝丸型のケーキ型)
- 柔らかくなったクッキー・・・8枚くらい
- 溶かしバター・・・10g
- 生クリーム・・・100㎖
- 室温に戻したクリームチーズ・・・小さじ150g
- 砂糖・・・大さじ4
- 薄力粉・・・大さじ2
- 卵・・・1個
- レモン汁・・・10㏄くらい
作り方
- ビニール袋にクッキーを入れて細かく砕く
- 1にバターを入れてしっかり混ぜ合わせる
- クリームチーズと砂糖をボウルに入れて滑らかにになるよう混ぜる
- 3に卵、生クリーム、レモン汁を入れて混ぜ合わせる
- 4にふるいにかけた薄力粉を入れ、全体をしっかり混ぜる
- ケーキの型に2の土台になるクッキー生地を入れてしっかり敷き詰める
- 6に5の生地を流しいれ、表面を平らにならす
- 180℃に予熱したオーブンに入れて35分くらい焼く
- 時間が経ってケーキの中央に竹串を刺して、生地が付いてこなければOK
- 焼けていない場合は、表面にアルミホイルをかぶせて少しずつ加熱する
クッキーがしっとりしているので、溶かしバターの量は通常の半分の量でOKです。
まとめ
焼いたクッキーが柔らかくなったときの原因と対処法、そして失敗しない作り方やリメイク法などをまとめました。
- 焼いたクッキーが柔らかい原因は、生焼けだったり、バターや水分などの分量が多すぎる、または生地の混ぜ方が失敗だったことが考えられます
- 対処法は、焼き立てはしっかり冷まして、生焼けの場合はオーブンやトースターを使って焼き直しをします
- クッキーが柔らかくならないように、生地を作る段階でバターは冷たい状態から使用し、小麦粉は生地の全体をさっくりまんべんなく混ぜることがポイントです
- 柔らかくなったクッキーは、いろいろなスィーツの材料に使うリメイクもできます
ご紹介したリメイクの他に、パウンドケーキやパンケーキにリメイクしても美味しくなりますよ♪
また、クッキーの豆知識ついてはこちらにまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。
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