大根の煮物って美味しいですよね!人参や里芋と一緒に煮ると、より一層美味しくなりますし、色々な料理に使える「大根」は、冷蔵庫のレギュラーメンバーです。
大根の根の部分には消化酵素が多く含まれていて、食べたものの消化を促します。
大根の様な根菜は、身体を温める効果もあるので、冬はもちろん、冷房で身体が冷えがちな夏場にも、積極的に摂りたい野菜です。
大根が主役の料理といえば、「大根の煮物」ですね。柔らかくなって、味が染み込んだ大根は、子供から大人まで好まれます。
でも、大根の煮物ってどれくらい日持ちがするのでしょうか?
一度にたくさん作って保存しておければ、いつでも食べられますし、おかずが物足りない時、サッと出せます。
今回は、大根の煮物がどれくらい日持ちするのか、調べてみました!
大根の煮物を保存する時のポイントや、腐った時の見分け方も一緒にご紹介します。
また、いろんな料理の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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大根の煮物の賞味期限はどれくらい?
まずは、「賞味期限」と「消費期限」の違いについて、おさらいしましょう。
「賞味期限」とは、その食品が美味しく食べられる期間を示します。
一方、「消費期限」は安全に食べられる期限のことです。
大根だけでなく、煮物は時間をかければかける程、味が染みて美味しくなります。
なので、大根の煮物はできたてではなく、一晩経ったくらいの方が美味しいと言われています。
それを踏まえて、大根の煮物の賞味期限は、作ってから2~3日です。
味が染みて、柔らかくなって、ほろほろと崩れてしまう直前の状態です。
温め方によっては、すでに崩れてしまっているかもしれませんね。
そして、時期にもよりますが、日持ちは冷蔵庫に入れて4日程です。
大根は水分が多く、長期保存には向いていません。特に夏場の暑い時季は、傷むのが早いので、煮物も注意が必要です。
賞味期限切れの大根の煮物はいつまで食べられる?
大根の煮物が食べられなくなる日数
「冷蔵庫に入れたのをすっかり忘れていた…」と、古い大根の煮物がでてきたら、どうしますか?
迷わず捨てる人や、加熱して様子を見る人もいるでしょう。
では、大根の煮物は、賞味期限を過ぎてから、いつまで食べることができるのでしょうか?
それは、冷蔵庫で保存していた場合で4日が目安となります。
大根の煮物を日持ちさせる
煮物は水分が多いですし、大根自体に含まれている水分もあります。水分が多いと、どうしても傷みやすくなるので、注意しましょう。
大根の煮物を長持ちさせるポイントがこちらです!
・毎日中心部まで火を通して殺菌する
・なるべく汁気を切って保存容器に移す
・保存容器に移す時、清潔な箸を使う
3~4日保存したい場合、毎日鍋で温め直しましょう。
電子レンジだと、温度の当たり方にムラができてしまいがちですし、殺菌には1分以上の加熱が必要です。
確実に、中心部まで90度以上にして最低1分間加熱するには、鍋を使いましょう。
また、鍋から盛り付ける際や、保存容器に移す時には、必ず清潔な箸を使います。
作った当日でも、保存容器に移す前にもう一度火にかけて、中心部まで殺菌しましょう。
大根の煮物って腐るとどうなるの?
腐った時の特徴
私も、大根の煮物を腐らせてしまったことがあります。鍋のふたを開けるのも恐る恐るでしたが、開けた時の臭いでさらにショックを受けました。
腐った大根の煮物の特徴は以下の通りです。
・表面に白いものがついている
・カビが生えている
・表面を触ると糸を引く
・酸っぱいような異臭がする
腐った大根の煮物の捨て方
沢山作った大根の煮物を腐らせてしまった時は、とてもショックでした。もう鍋ごと捨ててしまいたいくらいに異臭を放ち、表面が白く、ヌルヌルしていたので、できれば触りたくありません。
でも、鍋ごと捨てるのは、やはりもったいないですし、使い勝手の良いサイズの鍋だったので、中身だけ廃棄する決意を固めました!
あの頃はまだ新婚で、「これから先も、こういった食材の廃棄をする場面が来る」と思いました。
その度に鍋を買い替える程、お金持ちになれるか分からないし(希望は捨てない)、子供ができた時に、物を大切にできる子に育ってほしいと思ったので、頑張ることができました!
捨てる時は、水が漏れることと臭いの対策をしておくと、ゴミの日まで安心して過ごせますし、臭いによるご近所トラブルも予防できます。
手順はこちらです!
①大きめのビニール袋を用意する
②穴が開いていないことを確かめる
③新聞紙など、不要な紙を中に敷く
④腐った大根の煮物を新聞紙の上に捨てる
⑤軽く空気を抜きながら袋の口を縛る
水漏れ・臭いの対策をしておけば、家の外に捨てる場合でも猫やカラスに荒らされにくくなりますので、生ごみを捨てる時にもおすすめです!
大根の煮物のおすすめ保存方法は?
大根の煮物を「日持ちさせる」方法を、先程ご紹介しましたが、もっと長く保存することはできないのでしょうか?
長期間の保存で思いつくのが「冷凍保存」です。
生の大根は、私もよく冷凍保存するのですが、煮物の冷凍保存はあまりおすすめしません。
それは、調理済みの大根は解凍すると柔らかくなり過ぎてしまうからです。
煮込んであるため、既に柔らかい状態の大根を、解凍する際にさらに柔らかくしてしまいます。冷凍保存することが分かっている場合は、煮込む前に取り分けておくのがいいでしょう。
水から茹でた大根を、柔らかくなる前に取り分けて、ラップや保存袋で冷凍保存します。
そうすると、解凍しても型崩れせず、使う時にはすぐ火が通って時短になります!あえて味を付けないでおく方が、どんな料理にも使えるので便利です。
まとめ
今回は、大根の煮物についお話させていただきました。
腐った大根の煮物の特徴と、保存のポイントはこちらです!
・腐った大根の煮物は、見た目と臭いですぐに分かる
・保存容器に移す前に、もう一度火にかけて中心部まで火を通す
・保存容器に移す時は清潔な箸を使う
・冷凍保存する場合は、味付け前の硬めの状態で!
一番良いのは「食べ物を腐らせない」ようにすることです!
調子に乗って買い過ぎない・作り過ぎたら冷凍保存する・鍋に入れたままにしない
この3つを意識しているだけで、食品の無駄は減らせます!
一人一人の意識が、フードロス問題の解消に繋がり、家庭での節約にもなります。ぜひ、実践してみましょう。
また、大根に関する記事はこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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