強力粉の代用で米粉や中力粉は使える?パン作りに適した材料は?

パン作りの強力粉の代用

パン屋さんの前を通ると、とてもいい香りがして、パンの香りって魅力的ですよね。

家でも簡単に作れるレシピもあったり、パン作りをしようと思ったけど、強力粉が足りない。

他のもので代用できないかな?

そんな時、使える代用品をご紹介したいと思います。

良かったら参考にして下さいね。

パン作りで強力粉の代用として使えるものは?

パン作りの強力粉の代用

薄力粉

原料が同じ小麦ですので、代用できます。

ただし、強力粉と違って薄力粉はグルテンの量が少なめですので、出来上がりのパンの質感は強力粉で作ったふわふわしっとりのパンとは違ってきます。

全量ではなく、一定量の置き換えなら気にならないかもしれません。

中力粉

中力粉の原料も小麦ですので、代用品として使えます。

主に、うどんなどの麺類を作る時など、多少の粘りを必要とする料理に使われている中力粉。

強力粉で作ったパンのように、ボリュームが出ず、食感も少し詰まった仕上がりになります。

しかし実は、この特徴を生かしたパンを作る時に中力粉が使われています。

パン職人は、フランスパンやカンパーニュのような、ハード系の硬めのパンを作る時は中力粉を使います。

ハード系の美味しさのポイントは、皮の部分の香ばしい香りとパリパリの食感。

そして、中身の部分のしっとり感とくちどけです。

この食感を出せるのが中力粉なのです。

ではなぜ、強力粉がハード系パン作りの時に適さないのか?

それは、たんぱく質(グルテン)含有量が多すぎるからです。

 

強力粉をしっかり捏ねると、グルテンがたくさん作られます。

そして、強力粉を使ったパン作りの時は、生地をソフトにし伸びやすくするため、砂糖と油脂を加えます。

たくさん作られたグルテンが十分に伸びて、パンが膨らみしっとりふわふわのパンが出来上がります。

 

ハード系のパンには、砂糖や油脂を加えません。

ですので、強力粉では生地が強くなりすぎて、カチカチのくちどけの悪いパンに仕上がってしまいます。

 

中力粉は、強力粉と薄力粉の中間の小麦です。

丁度良い食感の、美味しいハード系パンには中力粉が適しているのです。

やわらかい食パン系もいいですけど、ハード系パンも美味しいですよね。

パンの種類によって、強力粉以外の小麦が使われていたのは、知りませんでした。

小麦粉も、奥深いですね。

米粉

米粉も代用できます。

米粉パンなど、グルテンフリーのパンを最近よく見かけるようになりましたよね。

製パン用の米粉が販売されています。

お米特有の粘りもあり、もちもちな仕上がりのパンが作れます。

米粉にはグルテンがないため、細く伸ばしたり成型することが困難なため、麺類などを作るには不向きです。

お菓子作りには使えますので、小麦アレルギーの方の代用品として多岐にわたって料理に使えそうです。

大豆パウダー

最近よく見かけるようになった、大豆パウダー。

代用として使えますが、『小麦グルテン』を加えないと加工は困難です。

小麦グルテンを加えない場合は、ねばりが出ないためパンを作るのは困難ですが、お菓子作りであれば作れるレシピはあります。

糖質などを気にされている方など、強力粉の一定量の置き換えとして使うといいと思います。

パン作りで強力粉の代用には適さないものは?

パン作りの強力粉の代用

片栗粉

片栗粉は、たんぱく質(グルテン)を含まず、炭水化物(デンプン)100%です。

水を入れて捏ねても、同じグルテンのない米粉のような粘りもなく、パン作りには適していません。

料理にとろみをつけたり、素材に薄く粉付けする際の小麦粉の代用品としては使えると思います。

てんぷら粉

一般的に販売されているてんぷら粉の原料は、小麦粉・でんぷん・卵・ベーキングパウダー等です。

てんぷら粉に使われている小麦粉は、薄力粉です。

軽い仕上がりになる薄力粉に、サラッとした仕上がりになる片栗粉のでんぷんが配合されていますし、強力粉の代用品としてパン作りには、適していません。

ベーキングパウダーなども入っているため、トロミつけにも使えませんが、お菓子作りの時の小麦粉の代用としては使えると思います。

おからパウダー

大豆パウダーと似ていますが、小麦グルテンを加えたとしても、発酵を必要とするパン作りには向いていません。

しかし、ベーキングパウダーを加えると、蒸しパンなどを作ることが出来ます。

食感的に少しボソボソした感じのおからパウダーですが、全量ではなく一定量を置き換えて使うと、糖質カットできますし、良いかと思います。

ホットケーキミックス

一般的に、小麦粉のほかに、砂糖や乳製品や卵が配合されています。

砂糖などで、すでに味がついていて、パン作りの時の強力粉の代用品としては、量などの調整する必要もあり難しいかもしれません。

しかし、最近ではホットケーキミックスを使ってのパンのレシピもよく見かけます。

ベーキングパウダーが入っていますので、発酵して作るパンとは違った菓子パンや蒸しパンなどを作る時には使えそうです。

発酵させる時間が要らないので、お手軽に作れそうですね。

強力粉と薄力粉の違いは?原料や栄養に関係ある?

パン作りの強力粉の代用

 

強力粉と薄力粉の違いは、原料の小麦の違いです。

粒の大きさや、感触も違い、強力粉はサラサラしていて、打ち粉などに適しています。

薄力粉は、粒のきめが細かいので、素材に薄く粉をまぶすムニエルのような料理の時に使います。

強力粉 薄力粉
原料 たんぱく質の多い硬質小麦

(たんぱく質11~13%)

たんぱく質の少ない軟質小麦

(たんぱく質6~9%)

グルテンの量 多い 少ない
粒の細かさ 粗い 細かい
適した料理 パン・ピザ・打ち粉 お菓子・天ぷら・お好み焼きなど

たんぱくは、ゴムのように生地をつなげるグルテンの事です。

このグルテンが多いと、生地は強くなり、パン作りの時に使うイーストが発酵する時に発する炭酸ガスを外に出さないように閉じ込める役割をしてくれます。

ですので、グルテンの多い強力粉や中力粉がパン作りに適しています。

グルテンの量が少ない薄力粉は、強力粉と比べると粘りが出にくく、キメが細かく、ふんわり、さくっとした軽い口当たりになりますので、お菓子作りに適しています。

ちなみに、中力粉は、たんぱく質9~11%含みます。

強力粉と薄力粉の中間くらいの、中間質小麦です。

 

栄養成分はどんな違いがあるのでしょうか?

強力粉:炭水化物が少なく、たんぱく質が多い。

      (カロリー 366Kcal)100g当たり  

  

   薄力粉:炭水化物が多く、たんぱく質が少ない。

      (カロリー 368Kcal)100g当たり

 

でんぷんの含有量が違う為、強力粉よりも薄力粉の方がほんの少しだけカロリーが高いです。

たんぱく質の違いが特徴です。

強力粉の代用で米粉や中力粉は使える?パン作りに適した材料は?まとめ

パン作りの強力粉の代用

中力粉は、ハード系のパンを作る時に使われます。

 

薄力粉や米粉も代用できますが、仕上がりの食感などは変わってきます。

 

大豆パウダーは小麦グルテンを加えれば代用できます。全量代用ではなく一定量を置き換えてなら、小麦グルテンがなくても使えます。

片栗粉は代用には適しません。

てんぷら粉やホットケーキミックスには、砂糖や卵などの他の材料が入っていますので、代用として使うのは難しいかもしれません。

シンプルな食パンなどは難しいですが、スコーン・たまごパンなどサクサク食感の菓子パンなら作れます。

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