天然のもずくは、他の海藻(藻=も)に付着して生息することから、『藻に付く』という意味で、『藻付く』から『もずく』と呼ばれるようになったそうです。
もずくは居酒屋メニューでも定番となっていますが、酢の物にしても天ぷらにしても美味しい海藻ですよね。
美味しいうえに、たくさんの栄養が含まれている食材です。
もずくの賞味期限や、腐るとどうなるのか?保存方法についてご紹介したいと思います。
良かったら参考にして下さいね。
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もずくの賞味期限はどれくらい?
未開封の場合
・生もずく、、、常温で1~2日ほど。冷蔵で2週間程度。
・生の塩漬けもずく、、、常温で約半年。
・生の塩抜きもずく、、、冷蔵保存で10日。冷凍保存で1ヶ月程度。
・もずく酢、、、冷蔵保存で3週間程度。
・乾燥もずく、、、製造から1年ほど。
・冷凍もずく、、、1年程度(冷凍保存)
常温保存は、直射日光を避け、冷暗所で保存した場合です。
生もずく
生もずくは、旬を迎える4~6月にしか出回らず、流通量も少ないです。
弾力があり、加工したもずくとは比べ物にならないくらいの磯の香りがします。
この季節ならではの味が楽しめますので、生のもずくをみかけたら、冷凍保存するのもおススメです。
・冷蔵保存する場合は、2週間程度。
・冷凍保存なら、半年ほど日持ちします。
もずくは、冷凍保存してもあまり風味が変わりません。
すぐに食べない場合は、冷凍がおススメです。
塩漬けもずく
・常温保存で半年ほど。
日持ちが長いのがメリットですが、生のもずくと比べると、味や香りや食感が多少落ちるのがデメリットでもあります。
流通されている大半は、この塩蔵タイプで、食べる際には塩抜きをして調理する必要があります。
塩抜きもずく
・冷蔵保存で10日程度。冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちします。
塩蔵もずくを、塩抜きしたもずくで、スーパーなどで販売されています。
塩抜きの手間が省けるので、調理の時に便利ですね。
もずく酢
・3週間程度。
ですが、メーカーによって味付けも違いますし、日数の設定も違います。
購入する際に、確認してくださいね。
乾燥もずく
・製造から1年が目安です。
乾燥もずくは、生のもずくに冷風をあてて時間をかけて乾燥させたものです。
水で戻すと3~5倍の量に膨らみます。
乾燥したままでも、天ぷらの具材として調理したりなど利用できます。
賞味期限切れのもずくはいつまで食べられる?
賞味期限が切れていても、腐っていなければ食べられます。
(*賞味期限が切れていなくても、保存状態が悪ければ腐って食べられないこともあります。)
具体的に〇〇日は食べられる。とは、言えません。
1、2週間すぎて食べても大丈夫だったという話も聞きます。
ですが、免疫力の低い方や、小さいお子様の場合は、少々の菌が体内に入っただけでも体調を崩すこともあります。
見た目や匂いや味を確認して、違和感を感じたら食べるのは控えましょう。
もずくは栄養価が高い食材ですが、開封すると湿気や光、雑菌などで劣化しやすく、賞味期限まで持たないことも多いです。
腐っている場合は、賞味期限に関係なく食べるのはやめましょう。
腐っているとどのような状態になるのでしょうか?
詳しくご紹介したいと思います。
もずくって腐るとどうなるの?
・白いカビが生える。
・ドロドロに溶けている。
・悪臭がする。
・パックがパンパンに膨らんでいる。
・もずくの色が濃すぎる。
・水につけると濁る。
一つでもこのような特徴がみられたら、腐っている可能性が高いです。
食べると、食中毒などを起こす場合もあるので、食べずに廃棄処分するようにしましょう。
また、乾燥もずくは開封後はカビが生えたり、虫が湧くことがあります。
保存方法が悪い、直射日光に当たっている、湿気がひどい場所で保管していた。
このような場合は、虫が付いてしまうことが多いので注意が必要です。
食べずに廃棄するようにしましょう。
保存方法についても、ご紹介したいと思います。
もずくの正しい保存方法は冷蔵庫?冷凍もできる?
・生もずくは、開封したら密封容器に入れて保存しましょう。
空気、光、湿気の影響を受けやすく劣化しやすい食材です。
・開封したものは、冷蔵保存しましょう。
・もずくは冷凍保存も出来ます。
冷凍保存の方法をご紹介します。
①流水で30秒ほどもずくを洗う。
(洗いすぎると、栄養成分が流れてしまうので注意しましょう。)
②ジッパー付きの保存袋に、薄く平らにして入れる。
③空気をしっかりぬいて、密封し、冷凍庫へ。
もずくは再冷凍しても風味があまり変わらないようです。
使い切れなかったら、再冷凍できますが、出来るだけ使う分に小分けにして冷凍した方が、使いやすいかもしれませんね。
また、カップに入ったままで冷凍することも出来ます。
ただし、一度箸を入れると、驚くほど雑菌の繁殖が早いです。
三杯酢などで味が付いているもずくも、殺菌効果のあるお酢が入っているといっても、例外ではありません。
一度食べかけたものは、保存することはおススメできません。
なるべく早く食べきるようにしましょう。
乾燥もずくも、開封後は空気、光、湿気の影響での劣化以外に、虫が付く可能性があります。
保存場所にも注意が必要です。
・虫が入ってこれない固くて密封できる容器に入れる。
・風通しの良い、涼しい場所に保存する。
上記のような適した場所がなければ、冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
もずくの賞味期限はどれくらい?腐るとどうなる?保存方法は?まとめ
もずくには、色々な種類で販売されています。
・生もずく、、、常温で1~2日。冷蔵で2週間程度。
・生の塩漬けもずく、、、常温で約半年。
・生の塩抜きもずく、、、冷蔵で10日。冷凍で1ヶ月ほど。
・もずく酢、、、冷蔵で3週間程。
・乾燥もずく、、、製造から1年程度。
・冷凍もずく、、、1年ほど。(冷凍保存)
塩漬けもずくや、乾燥もずくは開封前なら常温保存できます。
常温保存の場合は、直射日光、高温多湿を避け冷暗所で保存しましょう。
開封後は、密封容器に移し替え、冷蔵保存しましょう。
冷凍保存をすれば、日持ちも長くなります。
ジッパー付きの保存袋に薄く平らに入れ、空気を抜き冷凍庫で保存しましょう。
・白いカビが生える。
・ドロドロに溶けている。
・悪臭がする。
・パックがパンパンに膨らんでいる。
・もずくの色が濃すぎる。
・水につけると濁る。
このような場合は腐っていると思われます。
乾燥もずくに虫が付いているときや、上記のような状態の場合は、食べるのをやめて廃棄処分するようにしましょう。
味付きのもずくも、カップのまま冷凍できますので、冷凍してストックしておけば、一品欲しい時に食卓にさっと出せるのでいいかもしれませんね。
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