おこわは、もち米を蒸して作られたご飯です。
種類もたくさんあって、五目おこわにに山菜おこわに、普段お祝いに食べられるお赤飯もおこわの一種として様々な場面で親しまれている主食の1つですよね。
おこわを買ってきたり、ご自身で作ったりすることがあるかと思いますが、食べきれなかったりしたときに、どうにかして保存しておけないものなのかと考えることもあるでしょう。
そこで、今回はおこわの賞味期限や正しい保存方法の仕方についてお伝えしていきます。
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おこわの賞味期限はどれくらい?
おこわの賞味期限ですが、種類などにもよって若干違いはありますが、目安としてお話していきましょう。
常温保存した場合
常温で保存した場合の目安は、半日~翌日までと短くなっています。
常温では、鶏肉や筍などを使う五目おこわは、比較的もつ期間が短いですし、お赤飯などでももって翌日くらいまでが限度でしょう。
また、季節などによっても日持ちする時間が違ってくるので食べるのなら早めに食べるのが良いでしょう。
ちなみに、同じ常温保存でもレトルト商品のおこわは比較的長く日持ちがします。
メーカーなどにもよりますが、半年~1年程度は持つものもあります。
レトルトの場合は、パッケージ裏などに記載してあるので必ず確認しておきましょう。
冷蔵保存した場合
冷蔵保存はあまり推奨された保存の仕方ではありませんが、1~2日程度はもちます。
ただし、冷蔵庫で保存する場合には乾燥を防止させる工夫を行う必要があります。
そのまま冷蔵庫へ入れてしまうと、もち米から水分が失われてパサパサになってしまいおいしさが無くなります。
もちろん対策をしていても時間が経てば少しずつ固さが増していきますし、味や香りなどに変化が起こるためあまり保存方法的にはおすすめはしません。
しかし、保存出来ることは出来るので、後ほど乾燥対策を含めた方法をご紹介していきますね。
冷凍保存した場合
おこわを冷凍保存した場合には、1ヶ月程度はもつでしょう。
ただし、冷凍庫の状況や冷凍焼けなどのことも考えると2週間を目安に食べきるとおいしく食べられるでしょう。
賞味期限切れのおこわはいつまで食べられる?
賞味期限の切れたおこわに関してですが、種類によっては傷みやすい食材を使っていたりします。
常温や冷蔵で保存していると、段々もち米が固くなったり劣化していきます。
温め直したりしても正直やわらかさが復活する訳ではないですし、味も落ちているので食べるのは止めておいた方が良いでしょう。
ただし、レトルトなどで賞味期限の表示のものに関しては、製造工程がしっかりしているので、期限が切れたあとも、数週間から数ヶ月程度は大丈夫なこともあります。
どちらにせよ食べるときにはしっかり確認して自己責任でお願いしますね。
おこわって腐るとどうなるの?
おこわは傷みが早い食品の1つでもありますが、腐ってしまうとどのような変化を起こすのでしょうか。
腐ったおこわの状態
・カビが生える
・ネバネバした糸を引く
・全体的にカピカピになる
・悪臭がする
・もち米がパラパラとして粘りけがなくなる
などの状態が見られます。
おこわは非常に傷みが早いですので、出来るだけ早めに食べるようにしましょう。
おこわが余ったときの保存方法は?
おこわが余ってしまったときの保存方法ですが、冷蔵と冷凍でする方法があります。
だだ、おいしさをキープしたまま長く出来るのは、冷凍です。
冷蔵があまりオススメ出来ないのはやはり乾燥に弱いからなのですが、夏場の暑い時期などはどうしても常温で保存することは厳しいこともあるかと思います。
そうしたときのためにも冷蔵保存の仕方もお伝えしますが、食べきれないと思ったら出来るだけ冷凍を選択するようにしてください。
それでは、方法を説明していきます。
冷蔵保存の仕方
①タッパーなど密閉出来る容器を用意する
②タッパーの中にラップを敷く
③②の中に冷めたおこわを入れてその上にラップをしっかりかける
④蓋をしっかりと閉める
⑤冷蔵庫へ保存して完成
冷蔵庫から取り出したあとの温め方
冷蔵庫から取り出したあと、そのまま食べることも出来ますが温めて食べるほうがおいしいです。
蒸し器やせいろなどで温め直すのが一番良いですが、ない場合には、お皿におこわを広げて軽く上から水をかけてからラップをふんわりかけて電子レンジで温めると少し固さが取れてくるので十分美味しく食べることが出来るでしょう。
冷凍保存の仕方
①ラップを使い小分けにしたおこわをしっかりと包む
②ジップロックなどの密閉袋に①を入れて空気を抜き封をする
③金属トレーの上にのせて冷凍庫へ入れる
④急速モードなければ通常モードで冷凍開始
解凍方法
解凍する場合には、食べる数時間前に冷蔵庫へ入れて半解凍させます。
そしたら、せいろや蒸し器で温め直すか、電子レンジで温めてください。
もちろん時間がなければ最初から電子レンジでも大丈夫なので、ご自身の好きなやり方で温めてみてください。
おこわの賞味期限はどれくらい?冷蔵庫だと日持ちする?余ったときの保存方法は?のまとめ
おこわの賞味期限などご紹介しました。
・常温保存したおこわの賞味期限は、半日~翌日、レトルトは半年~1年程
・冷蔵保存したおこわの賞味期限は、1~2日
・冷凍保存したおこわの賞味期限は、1ヶ月
腐ったおこわの状態
・カビが生える
・ネバネバした糸を引く
・全体的にカピカピになる
・悪臭がする
・もち米がパラパラとして粘りけがなくなる
・余ったおこわは冷凍保存が1番おすすめだが、夏場など常温で保存出来ない時には冷蔵する
おこわが余ったときには、早めに冷凍すると次に食べるときにも出来たてに近い味が楽しめます。
種類によって日持ちは変わってきますが、そんなに差はないので是非今回の記事を参考にしてみてくださいね。
また、いろんな料理の賞味期限などについてはこちらにまとめているので、合わせて参考にしてくださいね。
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