じゃがいもは割と保存が効きますし、値段も安いので多めに買っておくという方も多いですよね。
ただ、たくさん買ってしまうと消費する前にじゃがいもから芽が生えてきてしまったり、傷みが気になったりと様々な問題が出てきますよね。
そこで、今回はじゃがいもを保存するときにオススメの方法や芽を出しにくくするコツなどをご紹介していきます。
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じゃがいものおすすめ保存方法は?
じゃがいもを保存するとき、みなさんはどのように保存していますか?
じゃがいもを保存する方法ですが、基本的には常温保存が望ましいです。
常温保存するときには、光が当たらない風通しの良い場所で保存するのが長く持たせるためのコツです。
それでは、下記で詳しく保存する方法を説明していきましょう。
方法1:少量のじゃがいもを保存する場合
①じゃがいもを数個ずつ新聞紙に包む
②ビニール袋などに①を入れる
③風通しの良い冷暗所に置いて保存する
方法2:大量のじゃがいもを保存する場合
①段ボールの中に新聞紙をひく
②じゃがいもを①の中に入れる
③②のじゃがいもの上に新聞紙をかける
④風通しの良い冷暗所に置いて保存する
方法3:大量のじゃがいもを保存する場合
①米袋や野菜袋などを用意する
②新聞紙を底に入れる
③②の中にじゃがいもをいれる
④口を軽く閉じて風通しの良い冷暗所に置いて保存する
※じゃがいもから水分が少し出て新聞紙が湿気で少し湿ったら、新しい新聞紙に変えるようにしてくださいね。
新聞紙を新しい物にしないと、湿気でじゃがいもがどんどん傷んでしまいますので注意が必要です。
夏の暑い時期には冷蔵保存も!!
基本的には常温が良いのですが、夏や湿気が多い梅雨の時期は、冷蔵保存が良いこともあります。
高温や湿度に弱いので、夏場は注意が必要です。
ただし、冷蔵庫に入れてしまうと、食感がやや変わってしまい少しポソポソしてしまうことがあります。ですが、夏場に常温で置くよりは良いのであまり気にしないようにしてくださいね。
冷蔵庫で保存する場合には、野菜室を使用します。
冷蔵室より野菜室の方が少し温度高いのでじゃがいもにとっては良い環境なのです。
野菜室で保存する方法
①じゃがいもを新聞紙で包む
②ビニール袋に出来るだけ重ならないようにしていれる
③口を軽くしばって野菜室に入れて完成
また、野菜室にスペースがたくさん残っている場合には・・・
①タッパーなどの大きめの容器に新聞紙を敷く
②じゃがいもが重ならないように隙間が出来るくらいにして並べる
③上から新聞紙をかける
④蓋を完全には閉めず、軽くのせる程度に閉める
⑤野菜室にいれて保存して完成
じゃがいもの保存方法で芽が出ないようにするコツは?
じゃがいもを放置しておくと、自然と芽が出てきてしまいますが、この芽を出にくくする方法はないのでしょうか。
実は、ある果物と一緒にしておくと芽が出にくくなるのですが、その果物とは一体何か分かりますか?
ヒントは、秋から冬にかけて旬で、丸くてシャキシャキと甘いものです。
もう簡単ですよね!!そうです。
答えは、リンゴです。
なぜリンゴかというと、リンゴからでるエチレンガスが重要なのです。
エチレンガスには、じゃがいもの芽を抑制させる効果があるのです。
じゃがいもの量にもよりますが、リンゴ1~2個で十分に効果がでるので試してみる効果はあります。
ただ、リンゴと一緒に保管しても芽がでるときは出るので、時折確認しつつ、リンゴも腐ってしまう可能性もあるので、リンゴの状態も一緒に確認するようにしてくださいね。
じゃがいもの保存方法!農家の人はどうしてるの?
上記では一般家庭で出来るじゃがいもの保存方法をお伝えしましたが、たくさん育てている農家の方はどのように保存しているか気になるところですよね。
農家の方々は、たくさん収穫をして保存をしなくてはなりません。
もちろん保存は、一般家庭と同じように冷暗所での保存が基本だそうです。
まず、収穫したじゃがいもを6~7割ほどコンテナなどに入れていきます。
そして、そのまま風通しの良い日陰で業務用の扇風機などを使ってじゃがいもを乾燥させます。
乾燥させたものは、じゃがいもの保存に適切な温度に設定された5℃前後の業務用の冷蔵庫に入れられて保存されるか、冷蔵庫とまではいかないものの空調設備が整えられた場所で保存されることが一般的なようです。
ただ、こうした設備がない農家さんの場合には、収穫したコンテナに直射日光が当たらないような特殊なネットをかけて、ビニールハウスなどに置き、その中を扇風機や冷風機などで涼しい環境を作り保管しておくようです。
このように農家の場合には道具や設備が整っていることが多いので、家庭で保存するより長く上手に保管が出来ているのです。
じゃがいもの保存方法で芽が出ないようにするコツは?農家の人はどうしてる?のまとめ
じゃがいもの保存方法などをご紹介してきました。
・じゃがいもは基本的に常温保存にして、風通しのよい場所や冷暗所に置くことが良い(夏場などは例外として冷蔵保存で野菜室を使用する)
・じゃがいもは湿気などに弱いため新聞紙で包んで保存する
・じゃがいもの芽を出さないためには、リンゴを一緒に入れて保存する
・農家の人は扇風機や冷風機などを使ったり、冷暗所を作り出して長期的に保存している
農家の方のように業務用のものは使用出来ませんが、一般家庭でも今日ご紹介したとおり冷暗所できちんと保存出来れば長く保存が効くので是非試してみてくださいね。
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